新人看護師に求めること、教育制度とは?

 

新人看護師に求めることに関して詳しく説明している画像

 

1.新人看護師がやるべきこと、役割

 

人の命に携わる看護師という仕事、やりがいが大きい分、責任も大きくなります。

 

新人看護師といっても、人の命にかかわっていることは違いありません。とはいえ、はじめから完璧に何でもできる人は少ないでしょう。特に新人看護師の仕事は忙しく、看護技術や病態、ケアなど毎日毎日、さまざまな業務をこなしていきながら勉強を重ねていく必要があるので人一倍の努力が必要になります。

 

杏林大学医学部付属病院 看護部長の道又 元裕氏は、看護師に求める能力として次の3つをあげています。

 

@

医療技術のスキルアップ

内容

看護師が必要になってくる医学的な技術はもちろんのこと、患者さんとどのように寄り添うか?どのように会話をしていく技術なども様々な状況に対応する技術です。

A

コミュニケーションのスキル

内容

チーム医療の現場に一員として、患者さんや他職種スタッフとよりよいコミュニケーションをはかることによってスムーズな治療や社会性にとても重要な能力です。

B

状況判断の能力

内容

患者さんの病状を的確に、客観的に評価する臨床判断能力が求められています。

今月のインタビュー|Nursing-plaza.com

 

 

新人看護師が、これら3つのスキルをすぐに身につけることは難しいかもしれませんが、看護師に求められているスキルとして意識するだけでも普段の業務への姿勢が変わると思いませんか?

 

1年目、2年目の新人看護師が覚えなければいけないことは非常に多いのですが、看護師にとって必要になってくるこの3つのスキルを意識しながら仕事をしていくことで看護師としての成長は大いに変わってきます。

 

新人看護師は意識によって成長度合いを大きく変わります!

 

 

 

2.新人看護師の教育

 

新人看護師の教育に関して詳しく説明している画像

 

2-1.プリセブター制度とは?

 

 

プリセプター制度とは、

 

新卒・新人看護師の能力開発、ブランクのある看護師が新しく職場に復帰するために上司に代わって先輩がOJTの手法により行う教育手法を指します。

 

新人やブランクのある看護師が早く職場に溶け込み、勉強を先輩看護師に教わることによって早い段階で独り立ちができるようにしていきます。まだ歴史の浅い制度ですが、今多くの病院で導入されつつあります。

 

 

 

2-2.プリセプター制度のメリット

 

 

プリセプター制度には大きなメリットがいくつもあります。

 

@ 新人看護師の成長度が高い
A 悩みなどを相談しやすい
B 正しい方向に進めるように指導ができる

 

プリセプター制度のメリットは、現場での指導や相談役に、先輩看護師がマンツーマンでつくことにあります。プリセプターを担当するのは、先輩看護師なので、年齢が近く、親近感を持ちやすいので色々な悩みを気軽に相談することができます。

 

担当者が年齢の近い先輩看護師ということもあって、経験から得た貴重な技術や知識を与えてくれると共に、精神面での大きな支えになります。プリセプター自身、新人としての経験からあまり時間が経過していないので、新人看護師の良き理解者となり得ます。

 

毎月のプリセプター会では、新人指導の現状報告や今後の課題が検討されていて、新人の技術チェックリストなども積極的に集計されています。

 

プリセプター制度が看護師の成長のためにとても役に立っています!

 

 

 

2-3.プリセプター制度のデメリット

 

 

プリセプター制度にはデメリットもあります。

 

@ 性格が合わない場合にはうまく教育ができない
A 名前ばかりでサポートがない
B 看護師が少ない場合に指導を受けられない

 

身近な存在となるプリセプターとプリセプティは、性格や価値観などで気が合わなければ、余計なストレスを抱え込むことになります。やはり人間同士なので合わないこともあるのでそれをどのように対応をしていくのかが病院として対応が求められていくんですね。

 

また、看護師に人数が少ない病院ではプリセプター制度を採用していても、病院が忙しくて新人看護師の指導がほとんどできないというデメリットもあります。

 

新人に重要なプリセプター制度にもデメリットはあるんですね!

 

 

 

2-4.看護記録もプリセプターで覚える重要な仕事

 

 

看護記録の形式に関して詳しく説明している画像

 

看護記録を付けられるように教育するのもプリセンターでとても重要です。

 

看護記録はたくさんあり、患者一人一人の情報・治療・処置など
看護計画を1枚にまとめたものをカーディックスといいます。

 

患者の個人情報や看護計画、経過記録、薬の種類や量、患者の様子などを
誰が見ても分かり易く記入することがとても重要になってきます。

 

看護を振りかえって見るプロセス・レコードや患者の退院の際の退院サマリーなど看護記録は沢山あります。

 

これらは病院によっても少しずつ違っているようです。

 

看護記録の経過記録ではフォーカス・チャーティングと言う記録形式があります。フォーカス・チャーティングとは患者の行動や言動、看護師が対応したことなどを書く形式のことで、フォーカス(F)は患者・データ(D)・アクション(A)実行・レスポンス(P)反応が基本要素となり、これらを詳しく記載することで効率的な記録になるのです。

 

看護記録はいつ誰だ見ても正しく伝わる記録になっており、看護の仕事の効率が改善され『患者の問題点が明確にわかりベストなケアを提供できるようにするため』です。

 

看護記録の形式はたくさんありますが、どの形式の記録の基本は

 

・患者の状態や言っていること
・見たこと、事実や所見を記録し、
・医師の指示に基づく医療行為やケア、
・その後の結果を残すことです。

 

しかしどの形式、書き方が良いのか悩んでいる看護師は多いようです。

 

 

 

<看護師転職お役立ちページ>

 

看護師転職口コミに関する画像

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