保健師、助産師、看護師で一番給料が高いのは?
1.保健師・助産師・看護師の給料はどのくらい?
医療現場等で働くのであれば、できれば高収入の方がいいと思いますね。
保健師、助産師、看護師はどれも国家資格です。
『保健師と助産師』・『看護師』は入学する学校によって取得できる受験資格は変わったてきますが、いったい『保健師』『助産師』『看護師』のどの資格が給料・年収が高いのでしょうか?
1-1.高収入を期待できるのは助産師
この中では、一番高額の給料が期待できるものは、助産師でしょう。
助産師の資格は、看護師の資格を持っていなければ取得することができませんので看護師の資格より高度な資格ということができます。同じ病院に勤める看護師と助産師では、助産師の方が助産行為の時の資格手当が付くため給料も高くなります。
内容は病院の規定で違いますが1ヶ月約2万円から3万円程度は違います!
また、助産師の場合には妊婦の分娩の介助を行う場合、産の介助1回につき所定額の分娩手当がつくこともありますので、さらにプラスになるということができるでしょう。
助産師と看護師の年収を比較してみると、
助産師と看護師の年収では平均で50万円程度の差があります!
助産師は助産院を自分で開業することも可能ですがこの場合には雇われている助産師を対象としているので、実際、助産師の年収は開業の方も少なからずいるのでもう少し高いと思われます。
1-2.保健師は勤務先によってばらばら
保健師は勤務先によって給料は大きく変わります。
保健師の場合は、
・行政で働く公務員の保健師なのか?
・企業で働く保健師なのか?
など、保健師が働く職場によっても給料に開きがあります。
保健師は、保健所や保健センターなどの地方自治体の機関が多いですから、その場合は公務員の給料となります。給料の金額は地域差がありますが、医療系の公務員の給料は一般に事務系の公務員より高額であることが多くなります。また、企業に所属する保健師の場合は、従業員の健康管理を行う仕事で、保健師も企業の従業員となります。
保健師と看護師の年収を比較してみると、
保健師と看護師では80万円程度の差があります!
保健師はほとんどの職場で日勤であるにも関わらず、公務員や企業で働いているので給料の規定によっても変わるのですが、保健師の方が看護師の給料より高い場合が多く保健師になりたい看護師はかなり多い印象です。
1-3.保健師、助産師、看護師で一番給料が高いのは?
以上のことから、考えてみると一般的には、
・保健師の給料が最も高い
・助産師は開業も可能・看護師は手当がない分安くなる
ということがわかりました。
看護系の仕事ではやはり夜勤の給料に占める割合は高くなってくるので、そのあたりは自分のライフスタイルを考えて定時に帰れるような保健師のような仕事を選ぶのか?夜勤をやってお金をためておくのかを考えて職種を選んでいくのが良いでしょう。
保健師 | 助産師 | 看護師 | |
---|---|---|---|
年収 | 567万円 | 537万円 | 484万円 |
仕事形態 | ほぼ日勤 | 日勤or夜勤 | 日勤or夜勤 |
特徴 | 公務員や企業で働くため日勤でも給料が高くなりやすい。夜勤はほぼないので働きやすく人気がある職種。 | 助産手当がもらえるのでその分給料が高くなる。助産師は助産院を開業できるので経営者として経営することも可能。 | 夜勤をやることで給料をUP可能。それ以外に手当てがないので3者を比べると低くなってしまう。 |
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